庭木がいっぱい!・福島園芸の展示即売会。 親切・丁寧・そして技術で、地域に造る、緑の輪

時代を繋ぐ仕事

「松!復活へのプロローグ」

■Vol.1 萬休院「舞鶴の松」・・・・・所在地:山梨県北杜市武川町三吹

1.別れ

国指定天然記念物、萬休院の「舞鶴の松」樹齢450年の二代目アカマツがマツクイムシの被害により2008年3月26日、多くの方々に供養され、惜しまれながら伐採されました

2.三代目の出会い

2008年8月、檀信徒総代の方々が三代目のアカマツを探して、当社のマツを見にいらっしゃいました。その後入札を経て、三代目アカマツの植樹植栽造園の業者に決定されました。入札金額のほか、当社のアカマツが二代目の形に似ている点も要因のひとつであったそうです。

3.心を込めて

2008年9月、当社で日々手入れし、嫁ぐその日を待っていたアカマツが、山梨に向け出発しました。現地担当スタッフも、檀家信徒の皆様はじめ長年先代マツのファンだった多くの皆さんに報いるためにと、力と心を注ぎ作業にあたりました。

4.三代目披露

2008年9月27日三代目「舞鶴松」と庭園が完成し、お披露目式典が開催されました。杉浦住職が本尊に庭園完成を報告した。住職の「多くの協力で三代目が植樹され 二代目同様、多くの人に親しまれる存在になってほしい」の言葉に、当社では、 社長はじめ参列スタッフが、熱いもの感じ帰路に着きました。

「松!復活へのプロローグ」

■Vol.2 旧中仙道・大井宿「本陣跡の松」・・・・・所在地:岐阜県恵那市大井町横町

1.突然のメールに

2008年8月クロマツを探されている方から、当社HPを見ていただきメールが入りました。 そのメールには、「老松を松枯れ病でなくしてしまいました・・」の文面と 松と建物のバランスを合成写真で現し、このような松を探している旨が 添えられていました。・・

2. ネットが繋ぐ中山道の縁

ご依頼者は、旧中仙道・大井宿旧本陣(岐阜県恵那市)の林家、当主林さんでした。 当社には、迫力ある黒松があったのですぐ林さんに写真で、ご検討いただきました。 この黒松は、当社からほど近い旧中仙道・高崎宿の近くの生糸旧家から移植し、 当社吉岡展示場のシンボル的な松でもあった。当社へメールいただく以前より 林さんは、造園業者を何軒も回りご苦労され、そんななかインターネットで 当社黒松を探し出していただきました。2008年9月林さんが、原木を見に遠路 足を運んで見に来て下さいました。 林様の感想は、「先代の松に形が似ている」とのことでした。旧中仙道の高崎宿近くの庭園にあった松が,時を経てインターネットで結ばれ 大井宿旧本陣二代目へ・・。幾多の人が街道から見上げた大井宿本陣の一代目の松。  松枯れによりなくし、ご苦労されて探された林さんのお気持ちに応えたいの一心で、時代を繋ぐ仕事が始まりました。

3.旅立ちのとき

2008年10月旅立ちの日がやってきました。スタッフは、根巻から積込み作業とも、長い道中なので細心の注意を払い行いました。当社は、他県の展示即売会を長年やっていることから、積込み運搬にも自信を持ってやらせていただいております

4.復活の日

2008年10月7日、本陣の塀を越え永久の地へ。多くの地元関係者の皆さんが見守るなか、植え込み作業が始まりました。今年は、NHK大河ドラマ大人気の篤姫。その篤姫の義嫁となる、皇女和宮が、50kmにもおよぶ、お輿入れの長い行列を従い中仙道を江戸への途中、この本陣で昼食をとったそうです。このように表門は、数々の大名などを見届け、そしてこの日、二代目の松を迎え入れてくれました。時代を繋ぐありがたき仕事であります。

5.親しみながら時を刻んで

林様から、「遠路大きな松を大事に運び、植えてくれて」のあたたかいお言葉いただきました。元の姿のまま運ぶのは職人の技、それよりも各地を奔走し探し出していただいた、林様の思いがあったからこそ。
二代目松と20代目当主・林様


恵那の地で、元気にそして「親しまれながら時を刻んで欲しい」・・・当社・社長談